Global Gender ジャーナル

僕は、フランスフェミニズム哲学専門としています。 世界中のジェンダー、人種、政治問題をお届けいたします。

SNS植民地支配-超監視社会における個人-

1植民地支配

2テクノロジーが本当に私たちの選択に影響を与えているのか

3まとめ 

 


Is Big Tech colonising the internet? | All Hail The Algorithm

 

ビデオのポイント

 

‐ 情報搾取のもたらす帝国主義

‐ 構造的支配第三世界で続いている

‐ 第三世界への情報搾取

‐ テクノロジーからの恩恵

 

1植民地支配

 

カタールメディアのアルジャジーラにて7月10日に投稿された動画です。

 

これらのロジックを語るうえでとても重要になってくるのが植民地支配とは何か?ということではないでしょうか。

 

ここでは、特定のグループが他のグループを金銭的及び文化的に搾取をする構造と定義して考えたいと思います。(様々な見解あり)

 

そういった構造的暴力がいかにして構築されているでしょうか。

 

情報アルゴリズムが、私たちの思考にどのような影響を与えるか皆さんは考えたことがありますか?

 

YouTubeに出てくるおすすめ動画、フェイスブック広告、ツイッター広告。。。。

 

私たちの生きるバーチャル世界では様々な情報であふれている。

 

それらの媒体は社会的規範に大きく影響を与える。

 

その規範を操作し、そこで資本の流れを構築すればとても大きな収益につながる。

 

もう少し具体的に言えば、どうでしょうか。

 

ライフスタイルの描写 → 理想的な規範の流布 → データからビッグデータをカテゴライズ → 理想的な生活の必要なスタイルを広告として出す → 収益につながる

 

これが国家レベルで差異を産めばどうでしょうか。

 

動画では、第三世界(特にアフリカ)では、個人情報の保護がまったく整備されていなく、搾取側の先進国は整備が行き届いていることからも、ポストコロニアリズム(戦後植民地支配)のような状況が続いている側面があると述べられています。

 

今でも国際的ブランドをマーケティングで確立しているフランスなんかがとてもいい例だと思います。

 

このような構造的な暴力が第二次大戦からずっと続いている現実を一度考え直す必要があるのかもしれないですね。

 

2テクノロジーが本当に私たちの選択に悪影響を与えているのか

 

ではテクノロジーの進化は悪なのでしょうか?

 

私は必ずしもそうだとは思いません。

 

なんせスタートアップでウェブマーケティングに近いところで仕事をしているので、むしろテクノロジーが大好きです。

 

私見解としては、人間自体が暴力的な可能性を秘めた生き物だと言うことです。

 

つまりは、どんなニュートラルな媒体も人間がかかわると暴力的になり得るということです。

 

したがって、このように高度に発展した媒体と向き合うには、使用者の批判的なマインドがとても大事になってくるということです。

 

・本当に自分自身がクールだと思っているのか?もしくは思わされているのか

・クールと思うことにより得をする資本家がいるのか?

・そんれらの洗脳を受け入れてもなお、個人の選択と思い続けることは可能なのか?

 

常にクリティカルに社会と向き合うことにより、その構造を理解し、個人の恣意的な判断をできる限り理論的な善に近づける努力をすることで少しは住みやすい社会を実現できるのかもしれません。

 

3まとめ

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このような批評で私が一番危惧するのは、テクノロジーがいかに暴力的ですぐにでも辞めなければいけないという100 vs 0 的な議論です。

 

そのような規制は今後もたらされるであろう様々な素晴らしい躍進の足かせになってしまいかねません。

 

私たちは人間自体がいかに暴力的だということを考察し、理論的かつ平等的なテクノロジーの進化を目指していけるのではないでしょうか。

 

対岸からの視点を想像することができればとてもうれしく思います。

 

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